Xのクリップボードの種類
Xのクリップボードは実際には(バッファが)3種類ある。
- PRIMARY
- SECONDARY
- CLIPBOARD
- マウスでテキストを反転選択する →PRIMARYにコピーされる
- マウスでテキストを反転選択して、右クリックのメニューからコピー →CLIPBOARDにコピーされる
- マウスの真ん中のクリックでペースト
- 右クリックからペースト(か、Ctr+v)
クリップボードの操作のコマンド
クリップボードをコマンドラインから操作する方法として、少なくとも
- xsel : Xセレクション(クリップボード)を操作する
- xclip : Xセレクション(クリップボード)のコマンドラインインターフェース
xclipについて
xclipのインストール
$ sudo apt-get install xclipこれを実行すると自分の環境の場合、 xclip-copyfile, xclip-pastefile なども使えるようになった。便利だと思うのでまずは、manのEXAMPLESを見て欲しい。
xclipの使い方
xclipのオプションとして、次は基本的だと思う。
- -i : 標準入力またはファイルから、バッファにコピーする
- -o : 標準出力にバッファの内容をコピーする
- -selection : どのバッファを使うか指定(primary,secondary,clipbord)する。指定しない場合のデフォルトはPRIMARY。
$ echo "test" | xclip -i $ xclip -oって感じで使う。 とりあえず、コマンドラインからクリップボードを操作できるようになった。 アプリケーションごとにクリップボードを独自に持ってる場合には、このコマンド使うなりして、 Xのクリップボードに持ってこれば良いと思うので、かなり便利になると思う。
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