2012/07/23

IPv6を無効にしているときのssh X11転送

ある日、ssh -X fugaa@hogee やって firefox キメるぜー、とか思ってたら、
"DISPLAY is not set"って言われた。
表題の通り、IPv6関連なのだったけど、最初はxauthのせいなのかと時間がかかってしまいました。
ssh -v[(v|vv)] とすればverbose modeになって、ログが見れるのだけど、
ログでggっても、そもそもFowardX11を許可してない、みたいなのが多かったので書いておく。

作業環境

Xubuntu 12.04 (Debian でもチェックしました。)

IPv6 の無効化

次のどちらかを行えばよい。
  1. sysctl で設定する
  2. GRUB に起動パラメータとして設定する  
( 10/8/2012 追記: 上記のはカーネルの設定だけ。参考になるページを見つけたのでこちらhttp://wiki.debian.org/DebianIPv6を参照した方がよい。)

ssh の設定

/etc/ssh/sshd_config を以下のように編集します。
# 以下の2行はあるはず
X11Forwarding yes
X11DisplayOffset 10
# 次の行を加える
AddressFamily inet
ところで、この設定でなくともssh X11転送できる方法があります。
それは、/etc/ssh/sshd_config 中に "X11UseLocalhost no" と書くことです。
opensshがどのようにX11転送を行うのか知らないのですが、これを見るかぎり、
sshd はデフォルトでは(IPv6アドレスの)ローカルループバックをリッスンするようですね。

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